【作例】洲埼灯台 / ライカ ズミルックス (Leica Summilux) 75mm F1.4 2nd

当時、中望遠でF1.4の明るさを持つのは

このズミルックスのみであった。

 

第2世代になり、小型化されたお陰で、取り回しもだいぶ楽になっている。

それでも十分重く、大きいのだが。

 

今でこそF1.4の明るさのレンズもたくさん販売されているが、

当時は、他に類を見ない明るさを誇った。

 

何かに注目させたい時に最適な画角である。

ポートレートに使っても最高で、実に感性をくすぐってくる一本だ。

この木の立体感、実にゾクゾクする描写をする。

ピント面の解像度は非常に高く、葉脈までしっかりと解像されている。

じっと見つめていると、吸い込まれそうな感覚になる。

この背景ボケも実に独特だ。

背景の海が、実に柔らかな印象を与える。

背景ボケが実に自然で美しい。

 

一度使うと手放せなくなってしまう程、夢中にさせてくれる。

これぞ、沼にハマった者の宿命だろう。

まだ使った事が無いという方は、沼にハマり過ぎない様に、

気をつけて使ってみてほしい。

 

関連記事

  1. 【作例】金沢駅 ライカ ズミクロン 35mm F2 8枚玉

  2. ライツ ミノルタCL + ズミクロン 35mm F2 ツノ付き(Leica Summicron)

  3. 【白と黒の8枚玉】ライカ ズミクロン 第一世代 8枚玉 (Leica Summicron) 35mm F2 / 1st 8element

  4. カールツァイス プラナー (Carl Zeiss Planar) 85mm F1.2 / 50years

  5. ライカ ズミクロン 第四世代 (Leica Summicron) 50mm F2 / 4th

  6. カールツァイス プラナー (Carl Zeiss Planar) 135mm F2