Sony α7Ⅱ + Leica Summilux 75mm F1.4 第2世代
ライカの大口径中望遠レンズの草分け的な1本。
1980年に登場し、取り外し式フードを採用していたが、1983年にフード組み込み式に変更された。
今回ご紹介するのはその第2世代のモデルになります。
初代はフードの存在感も強く、重量もあり、その大きさに圧倒されるほどであった。
第2世代になり600gと軽量化されフードもスマートに組み込まれた事により、非常に扱いやすくなりました。
また、最短撮影距離が90cmから75cmに短縮された事により撮影の幅が大きく広がりました。
大口径中望遠ゆえに非常に柔らかい表現が得意で、しかしピント面はキリッと繊細な写りをします。
ポートレートで使えば、他のレンズとは一味違います。
くっきりとした瞳の輪郭から、柔らかに広がっていく背景は正に至極。
採算が合わなかったとの噂があり、製造数も少ないので
ライカレンズの中でも希少レンズの部類に入ります。
状態の良い物は今後、さらに入手困難になる事が予想されます。
いつか手にしたい銘玉のひとつです。