【作例】冬の房総 / ズミルックス 35mm F1.4 第一世代 / 1st

今回は、初代ズミルックス35mm F1.4を持ち出して
冬の房総に出掛けたので、ご紹介しようと思う。

ちょっとライカの事をかじった人なら誰でも
知っているであろう。

最も人気の高いレンズの1本ではないだろうか。

現行と比べると明らか写りに違いがある。

現行のピシッとシャキッとした写りとは一線を画す。

ただ甘いだけと言われれば
そうなのだが、この優しい描写に皆魅了されるのである。

冬の海の澄んだ透明感を感じる。

夏のカラフルな海とは違う、光をうまく捉えている。

開放でもピント面では、それなりに解像する。

フジツボの凸凹も繊細に表現できている。

ん〜この表現、まさにオールドレンズと言えるのではないだろうか。

現行レンズでは、この雰囲気はまず出せない。

実に味のある描写である。

優しくボケていく背景

国産の現行モデルから入った人からすると

「甘々じゃん」と思われるかもしれないが

ライカのレンズには物語を作る様な。

不思議な魅力にあふれているのだ。

 

関連記事

  1. 【作例】川越 氷川神社 / カールツァイス プラナー (Carl Zeiss Planar) 50mm F2 ZM

  2. ライカ ズミクロン 第二世代 (Leica Summicron) 35mm F2 / 2nd

  3. 【作例】ズミクロン 35mm f2 ブラックペイント 1st 8枚玉

  4. カールツァイス ビオゴン (Carl Zeiss Biogon) 28mm F2.8

  5. 【作例】金沢駅 ライカ ズミクロン 35mm F2 8枚玉

  6. コピーライカ 金ピカ