レンジファインダーのレンズでは、明るい部類に入るライカのズミルックス 50mm F1.4。
ズマリット50mm F1.5の後継として、1959年に誕生したズミルックス50mm F1.4の第2世代となる。
第1世代から大幅に設計が変更され1961年に登場した。
シリアルナンバー1844001からは2群目の貼り合わせ面に空気レンズを採用し、
フレアを抑えコントラストを上げた改良が施されている。
現在でも50mmは標準レンズとされているが、それはライカが50mmを標準として採用した為だ。
カメラの歴史を語る時、ライカの存在の大きさが伺えるだろう。
その精巧な作りは、今見ても非常に完成度が高く、
ヘリコイドを回すだけで思わずウキウキしてしまうほどである。
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