【作例】等々力渓谷 / カールツァイス ビオゴン (Carl Zeiss Biogon) 21mm F2.8

今日はGレンズ、と言ってもソニーではない。

コンタックスGマウントのビオゴン21mm F2.8について

語っていこうと思う。

 

ミラーレス機の登場で今まで死蔵されていたレンズが生き返る!

良い時代になったもんだ。

やはり定評のある銘玉だ。

「クリアな表現」と言う言葉が一番しっくり来るだろう。

空気の澄んだ雰囲気まで見事に捉えている。

奥行きのある立体感も、しっかりと再現している。

しかし、周辺の流れが気になる。

まぁ、これは仕方ないだろう。

日の暖かさを感じる様な、明暗のコントラストが表現されている。

実に良くできたレンズである。

葉が少ない光を精一杯浴びようとしている様が

うまく描写されている。

周辺光量落ちの効果もあり、狙った所に自然と注目させられる。

 

癖のあるレンズだが、クリアな描写と

しっかりとしたコントラスト、そして繊細なシャープさを

兼ね備えた銘玉に間違いない。

 

 

関連記事

  1. 【作例】金沢駅 ライカ ズミクロン 35mm F2 8枚玉

  2. 【作例】冬の館山 / ズミルックス 50mm F1.4 第二世代 / 2nd

  3. 【作例】冬の房総 / ズミルックス 35mm F1.4 第一世代 / 1st

  4. ライカ ズミルックス 35mm F1.4 (Leica Summilux-M) 第一世代 / 1st

  5. 【作例】開放撮り比べ ライカ ズミルックス 35mm F1.4 1st

  6. カールツァイス プラナー (Carl Zeiss Planar) 45mm F2

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。